城山接骨院、礒谷療法所、びっこ治療、歩き方改善、股関節、膝関節 

先天性股関節脱臼

先天性股関節脱臼

先天性股関節脱臼とは赤ちゃんの股関節(股の関節)が、外傷もないのに、はずれている(脱臼している)病気です。 

先天性股関節脱臼は、30年前までは、赤ちゃんの1%にみられる、かなり頻度の高い病気でした。しかし現在は、育児法の改善予防運動)にともなって、0.3%にまで減ってきています。

男の子1に対して女の子6の割合で女の子に圧倒的に多いのが先天性股関節脱臼の特徴となっています。 先天性股関節脱臼は、妊娠中に子宮の中で膝を伸ばした姿勢でいた、いわゆる逆子の赤ちゃんに多くみられます。 

生まれつき(先天的に)関節がゆるくて、不安定な股関節をもっている赤ちやんで、出産直後からの不適当な育児環境が加わることによって、股関節脱臼がおこることが証明されています。

先天性股関節脱臼.jpeg

異常発見のポイントを簡単に述べます

1.一方の下肢の動きが少なく、動きの悪い側の膝を立てていることが多く、場合によっては膝が反対側に倒れていたりする。
2.下肢を持ち上げて臀部を観察すると左右非対称である。
3.両股を優しく開いてみると片方が開きにくく、開きの左右差がはっきりしている。
4.股が開きにくい為に縦抱きがやりにくかったり、おむつを替えにくいこと多い。
5.兄弟姉妹、親、祖父祖母、いとこなど血縁関係者に脱臼がある。

当院では、礒谷療法を中心とした施術で、

まず、左右の股関節の状態を調べ、病歴や傷病歴、家族歴、歩行癖を精査して、股関節の良肢位を確定し、左右の股関節を無痛で矯正したうえで、

1 日常動作の矯正方法(赤ちゃん・幼少時の場合) 
「おむつの当て方、抱っこの仕方、おんぶの仕方、話掛け方、寝かせるときの注意、普段の生活の中での注意点等々」を説明しますので、いつも一緒にいられるお母さんに実施していただきます。

2 日常動作による矯正方法(成人の場合) 

起き方、寝方、歩き方、角の曲がり方、椅子の座り方、お尻の拭き方、正座の仕方等々説明指導いたします。幼少時に股関節脱臼をしていて、医療機関で治療を受けていた人が、中年以降になって股関節痛が出てきたという方が多いです。

3 自宅矯正方法(成人の場合)

膝押しの仕方、腰枕のあて方、膝の屈伸体操の仕方、脚縛りの就寝法を説明指導し、自宅でも自分で改善させていく事を指導して改善させていきます。

ですから過去に股関節の疾病や股関節痛の経験がある人は、礒谷療法

1、膝かかえ 膝かかえ

2、腰枕   腰枕    

3、膝の屈伸体操膝屈伸体操

をしっかりと実施することによって、左右の股関節のバランスが取れるので、例え股関節の変形脱臼であっても、年齢相応の軟骨の減りで済むのです。

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