椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアとは、髄核が繊維輪を突破し脊柱管内や神経根部分を圧迫し、腰痛や下肢の痛みが出現します。
一般に「ヘルニア」とは髄核が外に出てくることを言います。
原因は、はっきりしたことが解っていませんが、遺伝的要因や労働による影響、スポーツや喫煙が発生の危険因子であるといった説が言われております。
患者さんは「ヘルニア」と聞くと、とんでもない病気にかかったと思うかも知れませんが、手術をしなくても突出した髄核は自然消失しますし、保存的手技療法が確立しているものでもあります、
手術適応の目安は、排尿障害と神経麻痺があるときには適応となります。
当院では、礒谷療法を中心とした施術で、
1、膝かかえ
2、腰枕
3、膝の屈伸体操
を指導し、自宅でも自分で改善させていく事を指導して改善させていきます。
最初は、この屈伸体操が痛みのために、なかなかできませんが、数ができるようになってくると、体操のしやすさと比例して、痛みやしびれが改善されてきます。
富山県から来られていた腰椎椎間板ヘルニアの患者さんは、膝屈伸を8000回するとどこにも痛みがなくなると言っていました。
そして翌日には、また激痛としびれがあり、また8000回屈伸をして痛みとしびれが消失する、
これの繰り返しで、徐々に5000回で改善、3000回で改善、500回で改善、
最後は膝かかえのみで激痛としびれが取れるようになりました。
そんなに膝屈伸の体操をしなければいけないの?
と思わないでください。
痛みやしびれのある人は、仕事ができなかったり、夜寝れなかったりで、時間はたっぷり有るはずです。
難治性の傷病が、自分の努力で改善され、手術もしなくて良いのであれば最高だとおもいますが、どうでしょう。
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