足首の捻挫の男性。
足首の捻挫の男性。
足首の捻挫で来院の患者さんです、右足首を一週間前にひねってしまい自分で湿布をしていて、腫れが引かない為に来院です。
外くるぶし全体に高度の腫脹があります、通常の捻挫であればクルブシの隙間に痛みがあるのですが、この方は、骨の直上に痛みと腫れがあります。
良く聞くと、いつも右足ばかりひねってしまうとの事、そこで「動悸がでませんか?」と聞くと「えっ!」と驚いた顔です。
「先生、どうして解るのですか?」と一声、そこで次の質問です。
「お風呂に入るのは、どちらの足からですから?」
「ズボンを履く時はどちらの足からですか?」
「階段を上る時はどちらの足からですか?」
これらの質問に答えは全て、右足からでした、心臓や肺の弱い人は、いろいろな動作をするときに、右足からが多いです。
これは循環器や呼吸器の病気や症状がある人は、左足に体重をかける癖があるので、不安定な姿勢では、右足から動作をしやすいのです。
この方も一緒で、右足が何度も何度も捻挫をしやすい原因は、股関節の外旋外転の度合いが大きいのが原因です。
捻挫と一緒に、股関節の角度も合わせて、骨格も矯正です。
これで外くるぶしの腫れも早く取れるでしょう、頑張って通ってきてくださいね!