右変形性股関節症
右変形性股関節症
60代の女性が右変形性股関節症で来院されました、
有名な整形外科「スポーツ整形」に通っていましたが、一年に一度の経過観察の為の診察だそうです、
発症当時は、右太ももの前面部に痛み「放散痛」だけでしたが、約1年前と比べると、
立位で股をあげるのにも痛みが出てきたとの事です、今までの病歴を聞いてみると、
これと言った病気になり入院をしたことはないとの事でした、身体のバランスと病気は密接に関係があり、
病歴を聞くと、患者さんの大体の身体のバランス形式が解ります、女性では、婦人科の病気や生理痛の度合い、
などを聞いて、不調だったり、子宮筋腫や卵巣嚢腫などがある場合は、右股関節の変形性股関節症に
罹り易いのです、反対に喘息や心臓などに障害などがある方に関しては、左股関節に異常が出やすいのです、
これらは、基本的に変形性股関節症の場合、足の短い側「内またや体重が載り易側」に好発するという
統計がでています、この患者さんも右股関節に変形がでているので、短くなっていて、反対に左足が長いのです、
統計学で解っているように、婦人科や生理痛がかなりあったそうです、
そして体重が載りすぎている側、患側部側に出る症状は、お尻や太ももの後面、ふくらはぎなどに痛みが出やすいのです、
大体が股関節の変形症の時には、中年以降に発症する場合が多く、赤ん坊の時に、股関節に異常があった場合が多いです、
それから未熟児で生まれてくる場合も、中年以降に変形性股関節症が発症しやすく、
学生時代は内またで、走るのが得意の場合が本当に多いです、
城山接骨院での治療は、169種類の体操の中から、ただ一つのみの体操を処方して、体操をしてもらいます、
最初は一日のトータルで10分~初めて、慣れて来たら、毎日30~40分間は体操をするようにします、
股関節を中心に筋肉の矯正体操をしますので、平均で約3か月間はしっかりと実行するようです、
こうして自分で治していくうちに、風邪の時、頭痛がある時、歯が痛い時などは、自分で治せるようになります、
痛みが取れるまでは、治療法として、痛みが直った後は、予防医学として一生涯、自分で自分の身体を治せるようになります、
この女性も筋肉矯正で城山接骨院に通いだしてから、約3か月で自分でソケイ部の痛みを取る事が出来てきました、
あとは徐々に痛みの無い時間が続くようになりますから頑張りましょうね!