陸上部の女の子のスネの痛み
陸上部の女の子のスネの痛み
短距離の女子選手がスネの痛みで来院されました、
三か月も前から徐々に痛みが出てきて、ひどい時には足を着いてだけでも、痛みが伝わってくるそうです、
この女性の今出現している症状は
右すねの痛み、
右足ソケイ部痛、
右足首の捻挫癖、
左肩の原因不明の痛み
などがあります、これらの症状と身体の歪から考えての原因を探っていきます、
この探る作業は、いつもですがその人の人生観が見えてきて、私は楽しみです、
城山接骨院の研修生からすれば、複雑で難しいと言ってますが、私は毎回毎回楽しみです、
それでは説明していきましょう、このブログを読んでいる方々も、自分で推測してみてくださいね、
先ず右すねの痛みですが、これは骨の疲労性骨障害であるための、局部的な炎症の為にでていて、原因があっての結果です、
次に右足ソケイ部の痛みですが、これは股関節の位置に関係があります、股関節の部分で開きすぎると、
骨頭が身体の前方に向くので、ソケイブの部分に負担が掛かります、これがソケイブの痛みになるのです、
したがってソケイブの痛みが有る方が、足がながくなっていますし、体重が掛かり辛い特徴があります、
体重がかかりづらくなると、骨盤がわき腹の腹斜筋で引っ張られて、骨盤が高くなり、足が長くなるのです
次の足首の捻挫癖は、今説明した側の足に出てい易い症状で、捻挫をするたびに股関節部が外側に捻じれ、同側の血流も悪くなってしまします
その結果、陸上の練習後にしっかりとした血流が期待できなくて、疲労がたまり、余計にシンスプリントになってしまうのです、
次は左肩の原因不明の痛みですが、原因が思い当たらないい場合は、殆どが身体の歪みか来ている場合が殆どです、
この女性選手は、普段左足に重心を掛ける癖があるので、日常動作である、
お風呂に入る時は右足から入る
ズボンを履く時は右足からはく
階段やエスカレータに乗る時には、右足から乗る
これらの動作は姿勢から考えると、不安定な姿勢になります、
この時に、右足から動作をしやすい場合は、それだけ普段から、左足に体重がかかっているために、得意な動作となっているわけです、
これらの動作は、だれにも指導されず、黙々としやすい側からおこなっているのが、現実です
だから身体が歪んでいくのです、身体から考えると、左右対称なるように使って行ければ理想ですからね
城山接骨院では、これらの症状と身体の癖と歪みを加味して、治療方法を決定します
この女性選手はこれらのほかにも喘息が持病でありました、
右足に体重がかかりづらい方の特徴の一つに、循環器呼吸器系の障害が出やすいというのもあります、
ちょうどよかったのかもしれませんが、この選手は右足のシンスプリントが出た為に、一緒に喘息の調整も同じ施術でできてしまうので、良かったです、
筋肉の癖は三か月は消失しないので、頑張りましょう、自分でできる体操を教えますので、部活動は休まないで大丈夫です、
早くなおしましょう、一緒にですよ!!(^^)!