城山接骨院、礒谷療法所、びっこ治療、歩き方改善、股関節、膝関節 

人工股関節の女性

人工股関節の女性

78歳の女性が転倒して、左股関節を
骨折し、救急病院で人工股関節の手術
を受けて来院されました、


この方の経過をみますと、総合病院で
約一か月のリハビリ入院から、


リハビリ専門の病院に転院し、三か月間
の機能訓練をされてからの来院です、
人工股関節


しっかりとリハビリをされたせいか、歩行
には全くの違和感は感じられません、


しかし、リハビリセンターの訓練師の
方が言われるには、右膝が内側に曲がって
いて、


右足が短くなっているので、左足が突っか
り易くなっていますとの事です、


左股関節は、人工股関節になっていますので
却って丈夫になっています、


これを訓練師の方は、筋肉が落ちているので、
つまずきやすくなっていると判断したようです


実際は、左足の筋力が落ちているのではなく、
右足が短くなっている為に、重心が掛かって


左足に体重がかかりにくくなり、不安定となり
つまずきやすくなっていると私は考えています


ですから、私は、右足を股関節から外旋外転
「がに股」に矯正して、左足に体重がかかり
易くなるように治していきます


結果、左右の足に均等に体重がかかるように
なってきてバランス良く歩けるようになるの
です


治療で大事なのは、患部である左股関節が
脱臼しないように、気をつけてリハビリを
して行かないといけません、


人工股関節の脱臼の心配は皆さんにあります
特に、長座「お尻を着いて両足を前方に投げ
出す姿勢」が一番危険ですので、


周りでも注意が必要です、そして徐々にバラ
ンスが取れると、左足が長い時の症状である
胃腸の不調も改善してきます、


この方も、左足が長くなっているので、突然
の下痢に悩んでいられるようです、


左足にいまよりもしっかりと体重が掛かるよう
になれば下痢も改善してきますので、安心
して下さい、


いっしょに頑張りましょうね!

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