手首の骨折のお婆さん
手首の骨折のお婆さん
手首の骨折でお婆ちゃんが来院です、年齢は78歳
自転車で来院です、
自転車に乗って来たそうですが、視診で直ぐ
「折れてるよ、お婆ちゃん!」と、、
一日、経ってからの受診ですから、
かなり腫れています、
でも、お婆ちゃんは自転車を運転して
来ました、「ほんとうに!」
待っている間に、チアノーゼが出現し、
具合が悪くなって来たようです、
直ぐに横向きにさせて、地道にウチワで
風邪を当てます、これって効くんです、
症状が落ち着いたところで、副院長と
骨を元の位置に戻す作業「整復」を
行います、
手首周辺からかなり腫れが来ています、
一日置いたのと、自転車に乗って来たから
直ぐに骨はもとの位置に戻り、その場で
痛みが消失しました、
骨が定位置に戻っている証拠です、整復
の作業の後に、痛みが消えると、安心します
難しい骨折の場合は、整復動作の後でも
痛みが無くならない事もあります、
その時には、日を改めて、もう一度
骨折部を引っ張ります、
今は便利なギプスがあり、便利です、
石膏の粉で固めるのではなく、
ガラス繊維でできていますので、濡れても
壊れませんし、固まると、スキーブーツの
様に硬くしっかりと固まります、
患部に合わせて色々な形に整形できます、
自由自在です、
そして軽いんです、お年寄りの方に、
重い固定は必要ありません!
これがその作成したギプスです、
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ピー);
そして骨を真っ直ぐに治した患部です、
痛みは全くありません、腫れが酷いですが・・
湿布をしてギプスを当てます、そして
包帯で固定です。
後は日柄で治ります、後日レントゲンで
確認しましたら、真っ直ぐになっていて
どこが折れているか解りません、
完璧です!