手首の骨折のお婆ちゃんの経過です
手首の骨折のお婆ちゃんの経過です
8月11日に手首の骨折で来院している、お婆さんの経過ですが、腫れも殆ど消失しとても良好です、
しかし来院時にすでに一晩経っていた為に、かなり腫れが酷かったですが、その状態でギプスを巻いて、それが経過良好で腫れが引いてきたために、ギプスに隙間が空いてきてしまいました、
そこでギプスを巻き直します、これってやっている治療院は少ないです、本当にどうしてでしょう?
患者さんは、ギプスが動くだけで不快な気持ちになる筈です、その都度的確に固定法を変化させていきます、
患者さんは、時間があるので、一日中その固定の事を見ていますからね!
先ず、材料です、写真のように青色の防水の綿と、袋に入っているガラス繊維のギプスです。
袋から出すとこんな感じで、とても柔らかい状態です
次に患部の湾曲部と、固定の支点となる部位にスリットを入れます。
それを患部に合わせて、使い捨ての紙包帯で、仮固定します、ギプスが固まるまで、約3分間位です。
固定中「完全に固まる3分間くらい」は短い包帯などで、固定肢位「固定する角度」を維持するように微調整しておきます、そして固まったら完了です。