変形性股関節症からのびっこ治療
変形性股関節症からのびっこ治療
「安心」という雑誌取材が元で、富山県から患者さんが来院されました、
先天性の股関節脱臼で産まれて、装具を付けていたそうです、
その後、小中学校、高校と足に不自由さを感じなく、かえって足は普通の人より早かったそうです、
それでも、歩きすぎたりすると、夜中に両足のふくらはぎがつって辛かったようで、医者にいくと偏平足だからと言われたそうです、
三人の子供を出産するときには、両足の股関節が硬くて、難産でしたが、五体満足な子供が産まれたそうです、
40歳代になってから、徐々に右股関節部に違和感や痛みが出るようになってきてしまい、整形外科を受診したそうです、
そこでの診断名は、変形性股関節症で、骨頭がすこしづつ壊死が起きていると言われたそうです、
東京で働いている息子に相談し、以前いったことがある城山接骨院の先生に診てもらおう!
そういう訳で、本日当院に来院されました、
良く問診と視診触診で診て解ったことは・・・・
+ ふくらはぎがツルのは、内股である事が原因
+ 出産時に股関節が硬いのも、内股である事が原因
+ 両股関節が硬いというのも内またが原因
両足の内また「内旋、内転」が原因だと解り、説明します、
内股の方の9割程度の方が、変形性股関節症や斜視、偏平足になり易い事や、疲れやすい体質、体中が硬いと言う事を良く説明しました、
身体のバランスを取る為に、両股関節を開いていき、左右の関節の角度を調節していきます、
両股関節が開くなるようになってくると、それに比例して、眼の調子が良くなって来たり、立ってから直ぐに足が出るようになってきます、
病院では、安静を支持しますが、リハビリから考えると、使ってあげないと筋力も減少していってしまうので、注意が必要です、
この女性にもしっかりと自分でできる、リハビリ体操を指導しました、
富山県に帰っても頑張って実行してください、親孝行の息子さんと定期的に通われるように頑張りましょう