心臓病の患者さん。
心臓病の患者さん。
心臓病の患者さんが来院です、幼少の頃から悪く、激しい運動や小学校でのプール活動が禁止されていました。
今、６８歳ですが、年に一度程度、左背部に激痛が出る事がありますが、その時にはニトロを背部に貼って痛みをとっているそうです。
幼少の頃、木登りをしていて足を滑らせて落ち、骨盤を地面に強打してから身体の不調が始まったとの事です。
視診で、良く身体を見てみると、骨盤、股関節、脊柱がくねくねです、長年の病歴があり、慎重に身体の調整をします、
調整後、呼吸がとても楽になったとの事、見る見るうちに顔に赤みがさしてきて血色が良くなってきました。
私は病気を治すという感覚は無く、今あるその方の歪みを、病歴と症状を参考にし、身体の歪みと照らし合わせて身体の歪みの歴史を推測し、正していきます。
その結果、身体の不調が一つづつ改善されていくのです、ですから患者さんも、斜視（目が一方に寄る）でも、左右の股関節の歪みをただして治していくので、戸惑いますが、
症状が改善されてくると、「本当に良くなるんですね」と感激されます、
この方も、左背部痛があり、これは左足に体重が掛かりすぎているので、左半身に負担がかかっていて、負担が限界になって激痛が出るのです。
心臓病をお持ちのかたは、左足に体重が掛かりすぎているので、何の動作も、右足からする事が多いです、
例えば、お風呂に入る時、ズボンを履く時、階段を上り下りするときなどは、すべて右足から使う人が多いのが特徴です。
稀に左足から使う心臓病の方もいますが、このような人は、純粋な心臓病の身体の歪みでないので、心臓病の程度（深刻度）はとても軽いのです、
当院の治療としては、左足に掛かりすぎている重心差をただして、びっこを治し、右足に体重が掛かるようにして治していきます、
頑張りましょう、楽になりますから！
