左顎関節脱臼のお婆さん
左顎関節脱臼のお婆さん
90歳台のお婆さんが、顎の脱臼グセで来院しました、10年以上前に、友達とおしゃべりをしていた時に、
突然に顎が外れてしまい、救急車で大病院に担ぎこまれたそうです、
その後、年に一回程度の割合で、顎が外れるそうです、最近は、外れる前には
、必ず左首筋が硬くなり、頭痛がすることがわかるようになり、
その時に、早く寝たり、湿布をはったりすると、防げるようになることも、あるようです、
それでも100パーセント防げれる訳でも無く、顎が外れると、痛みに耐えられなくて、救急車を呼んでしまうそうです、
顎の脱臼なのですが、最近では、右足首の痛みや、顎関節の浮いた感じがとても辛いとの事です、
身体のバランスで考えると、右足に体重が掛かりずらくなると、上半身は左側の血流が不足し、耳鳴りや、
呼吸器、循環器の負担が出てしまいます、ですから、単に左顎の習慣性脱臼だけではなく、
体全体の症状がでてしまうので、顎と関係ないと思われる全身症状が出てきたら、
まずしなければいけない事は、身体のバランスチェックなんですよ、顎の脱臼以外で他に何の症状があるかを細かく聞き取ります、
今までの病歴や体を使う時の癖や、性格まで細かく聞いて、どこにアプローチすれば、顎の関節周辺に
一番血流が改善するのかを、考え抜きます、脱臼は怪我ですから、直したら捻挫になります
それを血液が完璧になるように直して行くんです、だから怪我をしたら腫れるし、浮腫むのです、
このお婆ちゃんは、右足に体重が乗りずらいくせがあり、その結果、左上半身の血流が悪くなり、
左顎関節周辺の、靭帯や筋肉を治すだけの栄養が確保できていなかったのが、習慣性になった原因と解りました、
右足に体重がかかるようにする体操法と、自己管理法を教え、
血流が改善するのに最適な、足しばり健康法を指導しました、
約2習慣の体操法と、自己管理でメキメキと回復し、顎の脱臼も起きていません、
体操をサボると、一時的にめまいがてしまいますが、それも自分で治せるようななってきました、
頭の良いお婆ちゃんで、皆から、接骨院の主と呼ばれています、そして皆に元気を配っています、
これからも、一緒に頑張りましょうね、お婆ちゃん❗️