城山接骨院、礒谷療法所、びっこ治療、歩き方改善、股関節、膝関節 

シンスプリント

シンスプリントについて

シンスプリントは、走ったり急に止まったりのスポーツなどに多発する脛骨(スネの骨)の疲労性の炎症です。解かりやすく説明しますと、針金を何度も何度も繰り返し折り曲げていると、序々に熱をもってきて、「ポキンッ」と折れますが、あの状態と同じなのです。

針金が折れる寸前の、熱を持っている状態がシンスプリントと言います。

僅かな疲労が序々に患部に溜って起こるので、長距離のマラソン選手を中心に、走る要素の多い種目に多発するのが特徴です。

練習量がオーバーしているのが原因とされていますが、同様の練習をしていても、シンスプリントを発症しやすい人もいれば、全く発症しない人もいます。

ですから単純に使いすぎが原因とは言い切れず、全身の骨格・筋肉の不調からの痛みとも言えると考えています。

原因や対処法については、多くの場合は原因不明で、治癒までに数ヶ月~数年かかる方もいます。

また、痛みが改善しても、何回も何回も再発するケースが多く、改めて全身症状の改善が必要なスポーツ障害だと思います。

一般的な治療方法は、電気治療、湿布、ストレッチなどがありますが、どれも一時凌ぎに過ぎず、効果的なものは、現在はないのが現状です。

難治な、シンスプリントというのは、どんな症状なのでしょうか?

シンスプリントの症状

シンスプリントは、脛骨に出る痛みの総称で、病名は脛骨疲労性骨膜炎と言います。

脛骨の筋肉が付着する部分に鈍痛が発生します。

初期時

痛みがでても、少し休んだり、ストレッチすると痛みは回復します。

中期時

痛みが治まっても、ちょっとした時(予期しない時)に痛みが突然でます、ストレッチをしても休んでも、いつ痛みが出るか予想がつきません。

重症期

運動中とは言わず、歩くだけで痛みが続くようになります。

  • この状態が続くと、日常生活動作にも影響が出てきて、痛みの範囲が小さくなってきたら、疲労骨折を起こす寸前だと思ってください。

シンスプリントを数多く見てきた感想は、決して患部だけの問題では無く全身的な骨格・筋肉・日常生活動作が密接に関係しているように感じます。

これらの着目点はシンスプリントだけではなく、すべてのスポーツ障害に共通していると思っております。

シンスプリントの場合も、痛みのある部位以外に原因があるため、患部を直接手を加えても、治る人と、治らない人に別れるのです。

患部に直接治療(電気やマッサージなど)を行い、治る人は軽い症状の人であり、ほとんどが、全身的な治療が必要なのです、ですから痛みが今はなくても、全身症状が改善されていないと、かなりの頻度で再発するのです。

当院の施術

当院では、シンスプリントを患部への直接の負荷が原因とはとらえず、全身の骨格・筋肉の不調が原因だと考えておりますので、治療は、電気とマッサージを行なって、患部の疲れを改善した後に、以下の施術を行ないます。

  • 患部周囲の骨格の矯正(股関節を中心に)
  • 健側と患側の足根骨(支持骨)の矯正
  • ストレッチの指導と自宅矯正法の指導

治療の最大の目的は、一般に長期間の治療が必要と言われているシンスプリントの痛みを、出来る限り運動を続行しながら早期に治す事を目的としております。

個人個人の体の癖を的確に、早期に突き止めて、その方に最適な技術(手技)を駆使して早期に治すことに重点を置いております。

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